2020/03/10
小児側弯症
小児側弯症で数年前に手術をしましたが再発したクライアントからのSOSがありましたのでご紹介します。
クライアントは小学5年生の女児です。重心計、立位測定器などで身体の歪みやバランスを本人とご家族にしっかり確認していただきました。身体の状態を本人が客観的に把握することはその後の改善に欠かせないポンイトだからです。何故なら、脳は結構勘違いをしています。
自分ではまっすぐ立っているつもりでも意外に歪んでいたり、歪みを自覚していてもそれがどの程度の歪みなのかは把握していないことが多いです。脳が勘違いしているのとそうでないのではその後の変化は大きく変わってくるのです。
彼女の場合、画像のように左側の調整前では腰椎から胸椎にかけて側弯と骨盤の傾きが見受けられます。その為、左右の脚の長さが1.5センチほどありました。右側の画像では腰椎から胸椎にかけての側弯と骨盤の傾きがかなり改善したのが確認できます。画像では映っていませんがもちろん左右の脚の長さも改善されました。
この画像は3回の施術のあとで整形外科での検査したものをご家族が喜んで私に見せてくれたものです。これを見て安心するとともに人の内なる能力はすごいんだと改めて実感させていただきました。
子供の場合は特にその後の人生に影響を与えるので早めにカイロプラクティックをお受けいただくことをおすすめします。
最後に掲載にご理解いただいたクライアントとそのご家族に感謝します。